2017年5月18日木曜日

【経済学部近況報告】学業成績優秀者表彰式


517日(水)のお昼休みの時間に,学業成績優秀者表彰式が開催されました。

24年生の各学年の学業成績上位20名(3,4年生は経済学科,国際経済学科で各10名ずつ)が表彰対象となり,学生44名,教職員26名が参加しました。

まず,学部長挨拶に続き,各学年・学科の代表に賞状が授与されました。
代表者には,一言ずつ挨拶をしてもらいました。今後の抱負等をしっかりとした自分の言葉で述べておられ,頼もしく感じました。


小島健学部長によるご挨拶

2年生代表

3年生経済学科代表

3年生国際経済学科代表

4年生経済学科代表

4年生国際経済学科代表 

その後,お弁当を戴きながら,しばし歓談。
普段はあまり話す機会がない先生とも,お話しできたのではないでしょうか。





最後に,先生方からお褒めと激励の言葉。日頃は厳しい先生方も,今日ばかりは目を細めていらっしゃったのが印象的でした。
今後も学生諸君のさらなる奮起を期待しています!

安田先生 

戸邉先生 

李先生 

尾崎先生 

中村先生 

小島寛先生 

岡本先生

投稿者:教務主任





2017年5月10日水曜日

【学問のミカタ】生まれ月とスポーツ選手


経済学部の安田宏樹と申します。昨年度から引き続き、経済学部のブログ作成に携わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

全学部コラボ企画「学問のミカタ」、今回は昨年のブログで取り上げました「相対年齢効果」について、再び取り上げてみたいと思います。

 

まず、「相対年齢効果」とは何かということですが、新年度のスタートは国によって異なります。日本では一般的に4月から始まりますが、アメリカ・イギリス・中国など9月に新年度が始まる国も多いです(日本でも9月入学・卒業の制度がある大学が増えていますよね)。
 
 
日本の場合は、4月から6月生まれの児童・生徒は同じ学年の中で相対的に「早く生まれた」グループになり、(翌年の)1月から3月に生まれた児童・生徒は同じ学年の中でも相対的に「遅く生まれた」グループになります。そして、生まれ月によるパフォーマンスの違いを「相対年齢効果」と呼び、昨年のブログでは、誕生月によって成績やプロ選手の人数に差がついている(「早く生まれた」グループに優位性がある)という研究を紹介しました。

 

 
  
今回は安田ゼミのゼミ生が「相対年齢効果」に関する新しい発見をしてくれましたので、ご紹介したいと思います。

 

まず、4年生の小野寺君がテーマに選んでくれたのがプロゴルフです。小野寺君は、一般社団法人日本ゴルフツアー機構のサイトから男性プロゴルファー130名の選手データを、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会のサイトから女性プロゴルファー212名の選手データを取得し、誕生月を調べました。

 

その結果、図1・図2にあるように、男性では相対年齢効果が確認できなかったものの、女性プロゴルファーでは4月から6月生まれの選手が最も多く、1月から3月生まれの選手が最も少ないという、相対年齢効果を確認できる結果となりました。

 





 
 
 
次に、同じく4年生の上石君がテーマに選定したのがスペイン国籍のプロサッカー選手です。上石君は、ヨーロッパの主要7か国(伊・仏・独・英・蘭・西・葡)の最上位リーグの全150チームに所属する、スペイン国籍の選手の相対年齢効果について調べています(各クラブの公式ウェブサイトから、2016-2017シーズンの一軍登録選手を抽出)。

 

スペインでは、1月から年度が始まるようですが、初等教育をスペインで過ごしたスペイン国籍選手のみを分析対象とした結果が図3です。

 




3から明らかなように、1月から3月生まれの選手が最も多く、反対に、10月から12月生まれの選手が最も少なく、相対年齢効果が確認されました。月別に見ると、1月が最多の47名、12月は最小の12名と4倍近い差がありました。このように、スペイン国籍のサッカー選手も相対年齢効果が観察されました。

 

昨年のブログでも触れましたが、相対年齢効果の研究は、偏見を助長するために行われているわけではありません。年度が何月から始まっても、相対的に早く生まれたグループと遅く生まれたグループは必ず存在するわけですから、相対年齢効果を縮小させるような政策や施策、配慮が必要ではないかという問題意識で研究が行われています(日本の小学校受験では、生まれ月を考慮した選考が広く行われているようです)。
 

 

 

 
  
最後にスポーツだけでなく、囲碁や将棋といった頭脳ゲームについても調べたグループがあります(小野寺・青木・岸グループ)。結果の詳細は省きますが、将棋のプロ棋士は男女共に4月から6月生まれが最も多く、1月から3月生まれが2番目に多いという興味深い結果となりました(囲碁では将棋のような明確な傾向は観察されませんでした)。

 

身近な職業を生まれ月から考察してみると、興味深い発見があるかもしれませんね。




 投稿者:安田宏樹


 
 東京経済大学のブログ

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【コミュニケーション学部】 スポーツを通して自分を知る
 
 
【全学共通教育センター】噴火する火山を目の当たりにして
 
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2017年3月27日月曜日

つながることで増える価値



全学部コラボ企画、「学問のミカタ」、2016年度3月を担当する石川です。今月のテーマは「SNS」です。大学や高校、小中学校で卒業式が行われているこの3月、卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。新生活に希望と不安があるだけでなく、これまで同じ日々を過ごした仲間たちとも、これからは頻繁には会えなくなるのは、少しさびしいですよね。私が小学校や中学校を卒業する時は、そんな仲間たちとこれからも連絡を取り合えるように、メッセージ付きの手書きのプロフィールカードを交換し合ったことを懐かしく思い出します。

 それはそれでとても味のある光景ですが、仲間たちとつながり続ける上での便利さの点では、現在多くある様々なSNSの機能性に、手書きのプロフィールカードは太刀打ちできません。ゼミの卒業生たちがSNSを通じて気軽に連絡をくれたりする時、私もその便利さを実感します。

 このようにとても便利なSNSですが、現在その種類も様々です。皆さんはどのSNSが一番便利だと感じますか?

SNSの便利さを考える時、そのSNSがどのような機能を有しているかというシステム面以上に、そのSNSの利用者につながりたい人がどれくらいいるかということを重視する人も多いのではないでしょうか。これは至極当然のことです。端的にいうと、つながりたい人が誰も利用していないSNSでは、望むつながりが一つも持てないからです。

 SNSのような、ネットワークの特性をもつサービスや製品において、そのサービスの利便性に、利用者数や利用頻度が影響を与えることは、「ネットワーク外部性」や「ネットワークの経済性」と呼ばれます。利用者が増えれば増えるほど同じサービスでも、その満足度が上がっていくわけで、一種の規模の経済ともいえます。似たようなSNSが数多くあっても、特定のSNSに利用者が集中するという現象は、このネットワーク外部性の存在による部分が大きいといえます。



SNSだけでなく、外国語の習得を考える際、英語を学ぼうとする人が多いのも、その背景に国際的なコミュニケーションで英語を利用する人が多いことがあるからであり、これもネットワーク外部性の例と言えます。

もちろん、ネットワークの価値はどれだけの人とつながれるかだけでなく、どのような人とつながれるかも大事です。私のゼミの卒業生のネットワークは、まだまだ小さいですが、私にとってはとても大切なつながりです。卒業生の皆さん、これからの活躍を期待しています!


投稿者 石川雅也


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